Let’s TRY DIY! 失敗しない壁掛け時計の取り付け方

DIY

壁掛け時計を取り付けたいけど、真っ直ぐ水平にするは難しいし、斜めになったら嫌だなぁ。

 

そんなお悩み解決します。

【本記事の内容】
・DIYとは
・壁掛け時計の取付け方
・応用編 パブリックボードを設置しよう
・まとめ

新築や部屋の模様替えなど、壁掛け時計を取り付けたいけど、思った位置に取り付けられなかったことはありませんか?

 

今回は、DIYの入門編として失敗しない壁掛け時計の取り付け方をご紹介します。

 

約10分で読めるので、DIYに興味のある方は読んでみて下さい。

 

DIYとは

DIY(ディ・アイ・ワイ)とは、「DO IT YOURSELF=自分でやる」を略したものです。

プロに依頼せず、自分で作ったり・直したり・工夫したりすることです。

 

また、DIYは個人の趣味を目的としており、日曜大工に含まれる木工作業だけではなく、家電の修理や機器の調整など幅広い意味で自分でやる作業のことを言います。

 

DIYの語源は、日曜大工でも趣味の話しでもなく、元々は第二次世界大戦後のロンドンでのできごとから生まれました。戦後のロンドンの街中は周囲を破壊され、生活するのも困難な状況でした。

 

この状況を打破するためにロンドン市民が自ら立ち上がり、街を復興させる為に掲げた目標が「DO IT YOURSELF」でした。

 

「プロではないけど自分でやってみたい」この気持ちそのものがDIYと言っても良いでしょう。

 

壁掛け時計の取り付け方

 

届かない

 

壁掛け時計を取り付ける際に気をつけなくてはならないことは、しっかりと希望した位置に取り付けを行うことができるかです。

 

まずは壁面に対して、どの位置に取り付けたいか床からの高さ、柱または側面の壁からの距離を考えます。

 

あまり高すぎる位置に取り付けても見る度に首が痛くなりますし、逆に低すぎても部屋の空間が圧迫され、狭く感じてしまいます。

我が家のリビングでは、開放感を出すため一部天井を床から2.7m(FL2,700mm)にしています。

 

そのため、あまり低い位置に取り付けると低い視線となり、全体的に視野が下がるため敢えて高めの位置(床から2.4m)に取り付けました。

自然と視線を高い位置へ持って行くことで、より空間を広く見せる工夫をしています。

 

実際に取り付ける前にどんな空間になるかイメージすることが大切です。

誰かに時計を持ってもらって、あっちこっち移動しながらイメージを膨らますのも良いでしょう。

 

レーザー機器

 

レーザービーム

 

取り付け位置が決まったら、レーザー墨出し器を使用します。

 

こちらは、レーザーの光を縦横二重線で壁面に映し出してくれます。レーザー墨出し器の価格はピンキリです。物によっては、三本・四本と空間全体に一度に複数のラインを引くことで効率良く作業ができるものもあります。

 

また、光の色の種類として、赤色よりも緑色の光の方が視認性が高いとされています。

 

DIY程度で使用するならば縦横二重線が引けるもので十分です。

レーザー墨出し器があるのとないのでは、作業効率や正確な位置出しなど作業に大きく関わっていきますので、安価なものでも1つあれば重宝すると思いますよ。

 

 

レーザー墨出し

 

十字に重なった部分に取り付け金具を設置すれば、イメージ通り柱の中央に時計などを取り付けることができます。

 

レーザーはとても強い光ですので、直接光を見ないように気をつけて下さい。

 

必要であれば、専用のサングラスも売っていますので、使用して下さい。

 

フックを選ぶ

 

壁掛け用フックです。こちらは付属されている釘を使用して固定します。

 

取り付け位置

 

十字で示した位置にフックを合わせます。取り付けしたい位置に鉛筆などで軽くマーキングすると良いでしょう。

 

釘をさす

 

フックの穴に釘を差し込みます。穴は左右1個ずつの計2カ所あります。

 

工具を使用し固定する

 

釘をさしたら、工具で軽く押す程度で奥まで刺さります。ハンマーなどがあれば、軽くたたく程度で十分壁に刺さります。写真のようにペンチの側面で押し当てても十分取り付け可能です。

 

ただし、壁が石膏ボードなどのような比較的固い物であれば、ハンマーを使用した方が無難に取り付けできますよ。

釘が折れてしまうこともありますので、あまり強い力で押さないよう気をつけましょう。

 

取り付け完了

 

取り付け後です。

釘もしっかりと刺さり、あまり目立ちません。

 

時計を掛ける

 

フックが取り付けできたら、時計を掛けてみます。

曲がっていないか確認したら、完成です。

 

応用編 パブリックボードを設置しよう。

 

レーザービーム

 

壁掛け時計の取り付けを応用して、今度はキッチンの壁にパブリックボードを設置してみましょう。

 

まずは先程と同様にレーザー墨出し器で十字を照射します。

この十字の下部にボードの下部が来るように合わせたら、養生テープなどでマークを付けます。

 

パブリックボード

 

パブリックボードを準備します。今回はこのようなデザインにしました。

ちなみにこちらも手作りです。

 

完成

 

先程と同様にフックを取り付け、パブリックボードを設置したら完成です。

 

ボードが真っ直ぐ掛けられているか確認する際もレーザー墨出し器が有効活用できます。

ぜひ使用してみて下さい。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、「壁掛け時計を取り付ける」と言う比較的簡単にできるものを実施してみました。

 

ポイントのおさらいです。

 

・実際に取り付ける前にどんな空間になるかイメージしよう。
・レーザー墨出し器を活用しよう。

 

小さなことでも自分で実施したらDIYの始まりです。

自分でやる楽しさを少しでも味わって頂けたら幸いです。

ありがとうございました🎵

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